いよいよ検査!

え〜っと。
ちょっと間が空きましたが。
ようやく、時間がゆっくりあるので。
名古屋通院の続きを。


私のうつ病歴のことなどをお話しした前回の記事ですが。
こちら→http://d.hatena.ne.jp/sikuramen/20090306/1236343458
今回は、いよいよ実際にやってもらった検査の事を書いていこうと思います。




これまでの病院でも検査はしてもらっていました。
異常はなかったですね。。。ということは教えてもらっていましたが、
具体的な数値までは教えてもらっていなくて。
今回の通院では、青木先生基準で検査結果を診てもらいたいというのが目的の1つだし。
ということで、最初から調べてもらうことにしました。


不育症の検査については、病院ごとに検査結果の基準値が違う、、、って言うのは
皆さんのブログでもよく見かけますからねー。
って、普通検査結果の基準って、そんなに病院ごとに違うもんなんでしょうか??
それとも、不育症が特別ってこと??



まあ、いずれにしろ、不育症を専門にしている先生に診てもらって、
それでもやっぱり異常が見つからないということであれば、
その時はきっと自分の中でも、今の状況を受け入れて、先のことを考えていけるんじゃないかと。
そう思います。



検査項目は青木クリニックのHPにも載っていますが。
http://www.dr-aoki.com/treatment/physical.html
同じように検査項目が書いてある紙を見ながら、1つ1つ説明してくれました。


私としては、ここに載っている項目を全て調べるんだと思ってたんですが。
いきなり全部は調べないようで。
今回はうつ病という精神的な病気にもなったことがあるということから、
免疫系の検査を中心にやることになりました。


精神的なことと、免疫って、あんまり関係ないような気もしますが。
実はすごく関係があるようで。
ストレスを感じると、それにより免疫系に影響が出てしまうらしいのです。
確かに、慢性蕁麻疹の時にもストレスを多く感じると良くないから、、、って言われましたね。




で、、、今回やってもらうことになった検査項目がこちらです。



【プロラクチン】下垂体前葉負荷


これはおそらく前もやった事があると思うんですが、といわれ。
やった事があること、異常がないといわれたことを伝え。
でも、これは「愛情・ストレスホルモン」とも言われ、あなたにとっては大切な検査項目かもしれないから、と。
もう一度調べてもらうことになりました。


青木クリニックHPより

プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)も精神―神経系・内分泌系・免疫系・凝固系のネットワークに深く関わっています。高プロラクチン血症は妊娠維持にとって不利な免疫状態に誘導することが判明しています。プロラクチンは別名、愛情ホルモンあるいはストレスホルモンとも言われており、ストレスによっても微妙に高くなる傾向があります。よって、精神―神経系・内分泌系・免疫系・凝固系のネットワークの異常に対しては、精神療法、ホルモン療法、免疫療法、あるいは抗凝固療法の併用療法がさらに治療効果を高めるものと考えられます。

甲状腺】遊離サイロキシン (FT4)
     甲状腺刺激ホルモン


この値が良くないと末梢の循環が悪くなり、子宮内の血流も悪くなり、子宮内の赤ちゃんにも良くないと。
冷え性、凝り性、低血圧、朝が弱い」などはないですか?と聞かれましたが。
冷え性だし、凝り性だし、低血圧だし。
何もしなかったら冬は足先が冷えきってしまうんですよねー。。。と伝えると。
もしかしたら、このあたりに何かあるかもしれませんねと。
甲状腺についてはこれまで一度も調べたことがないのですが、何か異常が見つかったりするのかな?


青木クリニックHPより

甲状腺機能低下症の場合は血流が悪くなり、冷え性、凝り性、低血圧、朝が弱いなどの症状がよくあります。同時に子宮内の血流も悪いわけですから、子宮内の胎児にはよくありません。免疫異常による甲状腺機能低下症も稀ではありません。2006年にはイタリアの臨床研究施設から、積極的な甲状腺薬の治療により有意な流産予防効果があったことが報告されています。

【自己抗体】抗PE抗体・IgG
      抗PS・プロトロンビン抗体


この自己抗体の項目には「抗核抗体精密」と「ループスアンチコアグラント」の検査もあるんですが。
この2つは保険適用であることからきっとやってると思うんですよ。といわれ。
やったことと、異常がないといわれたことを伝えました。
それだったら、こちらの2つを調べることにしましょう、、、ということで。
今回はこの2つを調べてもらうことになりました。



【キラー細胞】NK細胞活性


これに関しては、うつ病になったことのあることからも関係が深いのではないか?という話でした。
この活性が高いと、もともと自分ではない赤ちゃんを異物として拒絶してしまうらしいのです。
で、この活性はストレスによっても上昇すると。


青木クリニックのHPにもこう書いてありました。

あるストレス状態の時、女性ホルモンの分泌が不十分になったとすれば、細胞性免疫が活性化して、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の活性が亢進されます。さらにアドレナリン分泌の亢進によってもNK細胞は活性化されます。このNK細胞活性が亢進すると子宮内の血管内胎児細胞のプラグ形成が障害されて、その結果、胎盤内腔の高圧が誘導され、胎児圧迫死が引き起こされると考えられます。

3回の流産自体はうつ病になる前に起こったことなんですが。
流産後、かなりひどいうつ病になったことを考えると、ストレス状態に対して私はかなり弱いのだと思うのです。
このストレスに弱いということがすごく気になって、自分がダメ人間といわれているような気がしていた時期もあるんですが。
いまでは、私の1つの特徴なんだろうなと。そう思えるようになりました。
そして、4回目の妊娠では妊娠中の不安な気持ちというのはかなりのものがあって。
なので、こういった検査と一緒に精神的なことも話してくれて、その面に関しても治療していきましょうと言われると、
5回目に向けて、、、という気持ちにもなれます。


具体的な検査結果で異常がわかり、それを治療出来るかもしれないということも、名古屋に行くということを決めた時に考えたことなんですが。
でも、それ以上にこういったこころの支えをしてもらえるということで、名古屋に行ってよかったーと。
そう思います。



【免疫調節】マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)


この値が低いと、赤ちゃんの絨毛細胞の分化などがうまくいかないようで。
これも調べておきましょう、、、ということでした。



【血小板数】末梢血液一般


これはどうも一般的な血液検査のようで。
保険も効くし調べておこうと。




全部で8項目調べてもらうことになりました。
凝固系は今回はとりあえずパスということで。
今回の検査結果がでてから、また考えましょうということになりました。



ちなみに、、、今回の検査の費用ですが。


  保険適用    6,960円
  保険適用外   38,535円

  合計      45,495円  でした。



結構、お金がかかるとは聞いていましたがー。。。
会計にクレジットカードが使えるとも聞いていたので、カード払いにしましたが。
本当にお金がかかるんだなあ、、、と。
これに往復の交通費を入れると8万円くらいかかったことになります。。。



おまけに今回は両親との名古屋観光もあって。
いったい、あの2日でどれだけ使ったんだ??と。
冷静に考えるとちょっと怖くもなりますが。



それでもやっぱり後悔したくないから。
次にやってきてくれる赤ちゃんには無事に育ってほしいから。
頑張って、お仕事しようとおもいます!!! 



次回の通院は、今回の検査結果が出てからということで。
4月の半ば過ぎに予約してきました。


名古屋通院のことは、助産婦さんとの話や、あと名古屋での食べ物とかの事とかも書いておこうと思っています。
(またしばらく、間が空くかなーと思うんですが。良かったらまた見に来てくださいね。)



見直してみると、すごく長い記事になってしまってますが。
読んでくださってありがとうございます☆
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