きもち

いつから婦人科へ行こうかと考えている自分がいる。
仕事をこのまま続けて、もうあんな悲しみには近づかない暮らしをすることもできるのに。でもやっぱり婦人科へいつから行こうかと考えている自分がいる。
婦人科へ行ったからといって、授かると決まっている訳ではない。
ただ、今思うのは、婦人科へ行って授かるとしても、そしてその子が無事に産まれるとしても、そして、もしも産まれることがなかったとしても。それはすべてそうなる運命なんだと。そう思える。


1年後の自分は、数年後の自分は、果たして何をしているんだろう。
少し楽しみだったりする。