初めての流産の時のこと
「自分の今の状況わかってるんかなあ」
「今は何もしてないのに痛いかなあ」
初めて流産になったとき医者に言われた言葉。
たぶん、また妊娠を目指して・・・となったことで思い出すようになったんだと思うんだけども・・・。
流産になったってわかって、子宮口を開く処置をすることになって。
処置の前にもう一度エコーで確認をしていたときに医者が私に何やら説明をしていたけれど、あの時の私は何も聞くことが出来ず、、、。
その時に医者が一言
「自分の今の状況わかってるんかなあ」と。
説明してもらってたときの言葉なんて全く覚えてないのに。この言葉だけ何故か覚えていて。
流産したんでしょ、私。
それ以上の状況って何?
流産ってわかってるし。
そう思ったことも覚えている。。。
それから処置が始まって、ラミナリアを入れるときにすごく痛くって。
本当にすごく痛くって涙が止まらなくって、、、そんな私を見て、医者が処置を中断したんですが、それでも涙は止まらなくて。
その時に言った医者の言葉。
「今は何もしてないのに痛いかなあ」
その後に看護婦さんが「今は泣きたいんだよね。泣いてていいよ」とタオルをそっと貸してくれた。
処置の間のこともほとんど覚えてないのにな。
この時のことだけ覚えてる。
2回目や3回目の流産の時のことはほとんど思い出さないのに、この初めての流産の時のことは思い出すことがある。
そして、思い出すたびに、いまだに涙が出る。もう10年近くも前のことなのに。
妊娠しても良いと言われて、無事に妊娠できた自分を想像することもあるし、ダンナも喜ぶだろうなと思ったりもするし。生まれたらどんな生活になるのかなあ・・・なんて思ったりもするけれど、最後にはやっぱりこの流産の時のこと思い出してしまって。
私、強くなれるかなあ。
・・・・・
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